歩幅とステップ数

f:id:NOCK03:20170906112329j:plain




昨年までは、スピードを上げるためにピッチを重視して練習しましたが、やっぱり限界を感じた、ということは以前書きました。



最近はできるだけ楽に走るために、ゆったりとした動きを意識しています。無理に歩幅を広げるのではなく、徐々に身体の可動域を広げていく作戦。



具体的には、毎日のジョグでも、少ないステップ数を心掛ける。
私のランニングウォッチは、GPS機能は無いですが、1分間のステップ数がSPM(ステップ・パー・ミニッツ)という単位で、リアルタイムで表示されます。GPS時計なら当たり前に付いている機能ですね。



昨年までは、ジョグでは大体175くらいを目安にしていましたが、今年は165を目安に走っています。スビードはあまり変わらない思いますので、同じ距離をより少ない歩数で走っていることになります。


このSPMは、身体の調子を判断する指標としても有効で、同じジョグの感覚でも、調子が悪いとステップ数があがり、逆に調子が良いとステップ数が下がります。体調のよりストライドが変化する。



SPMを意識した練習の結果、ストライドか広がりました。
5km~10kmのタイムトライアルでも、少ない歩数で完走が可能となっています。



よく「ゆっくり走る練習」を勧める指導者がいますが、私個人の解釈としては、上記のように、結果として身体の使い方を改善し、ストライドが広がる効果を狙っているのではないか、と考えます。






今年は短い距離のタイムがなかなか伸びないのが悩みでしたが、走りの質は変わっていると信じて、ハーフ、フルで結果を出していきたいです。