スケール感

f:id:NOCK03:20170321081222j:plain

マラソンのタイムはなかなか縮まりませんよね。
気合いだけではどうにもならないこの問題。いかにして楽にタイムを縮めるか。

東京マラソンに向けた練習では、脚への負担を考えて、ストライドを伸ばすというよりはピッチを落とさないことを意識しましたが、やっぱりピッチだけでスピードを上げるのには限界があるなーと思いました。

一定の距離を走る時間を短くする。そのためには走るスピードを速くする。言葉で言うのは簡単ですね。東京マラソンですれ違ったトップ選手たちは、ゆったりとした動きに見えましたが、かなりのスピードが出ています。彼らは一般ランナーよりも、短い時間で42kmを走りきってしまいます。時間を軸にしてみれば、一般ランナーより短い距離を走る感覚なのではないでしょうか。
たぶん、「スケールが違う」のだと思います。一般ランナーとトップランナーは、同じマラソンの距離を走っているけど、距離感や時間の経過については、全く違った世界の中を走っているのだと思いました。

「速く走る」ためには、少しずつ、この「スケール感」を大きくしていかなければならないと思っています。
理想はゆったりとした走りの感覚で、スピードを出すこと。脚の回転を大きくする。イメージでいえば、大きなタイヤをつけて、一回転で効率良く距離を稼ぐ感覚でしょうか。



ジョグで試しながら、上記イメージを具体化していきたいと思います。