絡んだ糸を解きほぐす

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三男の髪をカミさんがカットしたら、昭和初期にタイムスリップ。今も昔も、人のやることなんて変わらないものですね。


モノを作ったり、部屋を片付けたり、料理をしたり。生きていくからには様々な作業をしていきます。
いろんな作業の中でも、私が最も厄介だと思ってるのが、「絡んだ糸を解きほぐす」作業です。
手芸男子の私としては、毛糸を相手に悪戦苦闘することが多々あります。


元は一本の糸なのに、何がどうなってそうなったのか、絡んだ糸はなかなか解けません。
絡まった部分をよく見て、トライ&エラーを繰り返し、多大な時間と労力を費やし、やっとこさ解けた糸。
だけど、編み物をするときは、ここからがスタートです。


世の中の作業、仕事を大雑把に二分すれば、この「糸を解きほぐす作業」と「糸から何かを作る作業」に分かれるかと。

日常でも、後片付けや、整理整頓、草むしり、こどもたちの喧嘩の仲裁など、「なんかめんどうだわー」と感じることは、「糸を解きほぐす作業」だと思います。


私の職業としての仕事は、例えれば、ほとんど前者「糸を解きほぐす作業」に費やされます。

ただ、私自身はこの「糸を解きほぐす作業」が嫌いじゃなかったりして。
好きでもないけど、やってみると結構はまる。


これが分かってからは、日々の生活、仕事に気楽に取り組めるようになりました。
多分、これが大人になるということの一つの側面なんだろうなー。



まずは、「めんどうくさい」と思わない心理状態をキープすること。
これ大事だと思います。