趣味と仕事

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夏休みを目前にし、こどもたちはカブトムシの研究に余念がありません。やっぱり角がカッコイイみたいっす。


一昔前は、「自分、仕事が趣味っス。オッス。」みたいなゴリゴリの考えもまだ許容されていたように感じますが、今の時代、そんな考えは「つまんない奴」と思われたり、思われなかったり。
逆に、趣味を仕事にするのは、なんかカッコイイみたいな風もありますが、どうなんでしょうか。



ある雑誌で所ジョージさんが、「趣味を仕事にしたらつまんないでしょ」みたいな趣旨の発言をしていました。私も同感です。


私の個人的な意見としては、「頼まれてするのが仕事、頼まれないのにするのが趣味」だと思っています。お金の絡みで言えば、「お金を貰ったら仕事、お金を払ってでもするのが趣味」です。


仕事はクライアントがいる以上、やることの裁量に限度があります。
趣味は、やり方次第では自由無限大。



両者には、明らかな線引きが存在します。
考え方として、両者を混在させてしまうと、いろんな支障が出てきます。仕事に対して不要な不満を持ったり、趣味の感覚を仕事に持ち込んでやり過ぎてしまったり。


仕事を趣味にしてしまうことは、今も多く認められるパターンだと思いますが、家庭を持ったときに、家庭とのバランスが崩れます。



最近流行りのライフワークバランスなるものは、仕事や家庭や趣味などを、きっちり線引きする作業だと解釈しています。

国が主導すると、 本来は結果として「時間配分」が変わらなくてはならないところを、無理強いさせるやり方になってしまう。根本の「考え方」が変わらないと、結局元に戻ってしまうと思うんだけどなー。
そこは、やっぱり教育の問題なんでしょうね。




遊びが大好きな私は、もともと趣味へ依存度が高いので、家庭、仕事とのバランスを崩さないよう気をつけようかと。




仕事も、貰ったからには趣味のように進んで取り組むこと。

日々自分に言い聞かせる、マントラの一つです。