リスペクトの欠如

この前テレビで、「尊敬する人は誰か？アンケート」で、お母さんがお父さんを上回るという結果になったと言ってました。

私も一応、「お父さん」として日々過ごしている手前、このアンケート結果について考えさせられました。。。

私が考えた結論から申しますと、「お父さんが、お母さんから敬意を払ってもらえない家庭が増えたから」ではないかと。

共働き夫婦が増えて、外で働くことがお父さんの特権ではなくなり、一昔前はお父さんも「仕事って大変何だぜ～」と嘘でも言い切れていたものが、お母さんも働くようになり、お母さんに対してそれを言えなくなった。家事能力のないお父さんは、家庭でお母さんから冷たい目で見られる。

お母さんの冷たい目を、こどもたちは感じ取っているに違いありません。

たた、家事もがんばっているお父さんも確実に存在します。
家事を担うお父さんに対して、お母さんがどんな態度で接するか。
「それでも手伝ってるつもりなの？」と、お母さんが思ってしまえば、その気持ちがこどもたちに伝わり、こどもたちもきっとお父さんを尊敬しなくなってしまうでしょう。
中途半端な「お手伝い」はいらない！というのが世のお母さんの本音だとは思いますが。。

「お母さんを尊敬する」こどもたちが多くなったのは、家事が重要な仕事にも関わらず、多くのお父さんが、いまだに「外で働いてるんだから、家事やらなくて良いでしょ」という甘えた考えを持ち、それがお母さん、こどもたちに見透かされている。そんな家庭が相対的に増えたからだと考えます。

なんか、書いてて気持ちが沈んできましたわ。

せめて「お父さんが居て良かった」と思ってもらえるくらいにはなりたいですね。。。