もう時代は関係ない

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高校を卒業して、一人暮らしを始めた学生時代。
親に買ってもらったMDプレイヤー付きのミニコンポで、レンタルしてきたCDをダビングする日々が始まりました。


「MD」、「ミニコンポ」、「ダビング」と、時代を感じさせる単語が並びましたね。
考えてみれば、もう20年も前の話です。


洋楽を聴きはじめたばかりで、持っているアルバムは、Virginでセットで買った、輸入盤のレニー・クラビッツ「サーカス」とレッチリの「ワン・ホット・ミニッツ」のみ。


仙台駅前のTSUTAYAに行って、とにかくオススメされていた二枚のCDを迷わず借りました。


一枚は、ベン・ハーパーの「Will to live」。
そしてもう一枚が、今回紹介するレディオヘッドの「OK COMPUTER」です。
どちらかと言うと、はじめに良いと思ったのはベン・ハーパーレディオヘッドは、何だか暗い音楽だなー、程度の印象でした。


その後、何十枚とCDを聴いていきましたが、一人暮らしの6畳間、夜に聴く音楽。レディオヘッドの音が妙にハマる。
その時期はオアシスをはじめ、トラビス、コールドプレイなどが良いアルバムを出していた時期ですが、レディオヘッドが出した「OK COMPUTER」「KID A」、「Amnesiac」の連作は、個々の作品としても、作品のつながりとしても、傑作だと思います。


改めて聴いた「OK COMPUTER」は、20年という月日の流れを無視して、今聴いても新鮮で、深みのある味わい。素晴らしい。


さて、来週末は何をTSUTAYAで借りるか。
悩みます。