No.1センター

f:id:NOCK03:20170224124451j:plain

皆さんこんにちは。『パスはピュッとね♪』のお時間です。

このコーナーも第三回目をむかえました。思いつく選手が古いと自覚しつつありますが、しばらくこの路線でいきます。勘弁してください。

ということで、前回予告したとおり、今回は「史上最強のセンターはオレだ」と題して、センター選手について語りたいと思います。

まず、バスケに馴染みのない方に説明すると、「センター」とは、読んでそのまま「真ん中」の人です。ザクッと言えば、アイドルグループの「センター」とだいたい同じです。
ただ、バスケでは、そのポジションをジャンケンポンで決めると試合に勝てません。顔が可愛くてもダメです。可愛いに越したことはないのですが、それより大事なのは、「長身」であること。これです。その昔、「ぽっちゃり体型」なだけで野球のキャッチャーやサッカーのゴールキーパーをやらされるのとは事情が異なります。

アイドルのセンター同様、バスケのセンターは、ゲームの中心。ポジション取りも、ゴール下の重要な場所にいなければなりません。ゴールからこぼれた球を身体を張って取りに行く、過酷なポジションであります。

前置きはこれぐらいにして、私が素晴らしいと思うセンター選手をNBAから何名かピックアップ。

順不同で、

シャキール・オニール
②ハキーム・オラジュワン
③デビッド・ロビンソン
④アルビダス・サボニス
ドワイト・ハワード

まあ、こんな感じかなあ。現役選手をあまり思いつきません。チェンバレンやジャバーも、プレーを見たことがないので、ピックアップしませんでした。プレーを見たことがある方、後で教えてください。

んでは、各人に対する私の印象を書いていきます。

まず、①シャック。デカくてクイックネスがあり、ゲームの支配力が素晴らしい。引退間際は、パスの技術も上がっていましたね。近年では、まさに敵無しでしょう。

②オラジュワン。柔らかい動きからの多彩なフェイク。そして確実なシュート力。フォワードなみの動きもできる、現代バスケにフィットするスタイルだと思います。

③デビッド・ロビンソン。高い運動能力で、ランニングプレイが上手。一試合71得点という偉大な記録も残している。サウスポー。

④サボニス。旧ソ連リトアニア出身の伝説的センター。巨体に似合わぬオシャレなパスを繰り出したり、3Pも打てるオールラウンダー。

ドワイト・ハワード。凄まじい跳躍力でダンクを量産。現代型センターの代表格。とにかく身体能力が素晴らしい。


と、一通り紹介しましたが、皆特徴があり、なかなか順位づけが困難ですね。
なんで、個人的偏見から選びましょう。

得点力、支配力、インパクト、実績を踏まえれは、やっぱりシャックかな~。NBAがゾーンディフェンス解禁したのは、彼の影響が大きいのではないでしょうか。選手としてもプレーが年々上達し、最終的にはバスケをよく理解したクレバーなプレーも見られました。たぶん、素直な性格なのでょう。彼はすごいよ、No.1です。

ただ、私が個人的に好きなのは、サボニスです。彼はセンターの枠ではおさまらない、洗練された一バスケ選手だと思うからです。仮に、彼に身長があれ程高くなくとも、ノウ゛ィツキーやクーコッチのようなオールラウンドな活躍が出来たと思います。あの髪型も良いよね~。不良中年。

近年はセンター選手が目立たなくなっていますが、センター選手が要らなくなることはないでしょう。バスケットゴールが地上より高い場所にある以上、ゴール下で活躍する長身選手は、昔も今もゲームの中心です。

「身長は才能」と田岡監督は魚住に言いました。
そう、バスケ選手にとって長身は、何よりの才能だと思います。


第三回目の『パスはピュッとね♪』、最後までお付き合いありがとうございました。
次回はバスケの華、「得点力」に着目し、「スコアリングマシーン」と呼ばれた選手たちを紹介していきたいと思います。

それではまた。