クライド・ザ・グライド

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中年NBAフリークの皆様、こんにちは。
過去から現在までの名バスケ選手について一方的な想いを語るコーナー、『パスはピュッとね♪』の記念すべき第一回です。

一回目の今回は、1998年に現役を引退した、ダンクの名手、「クライド・ドレクスラー」です。
マジックやジョーダンではなく、ドレクスラーです。
これは完全に私の想い入れの強さによる選択ですね。

ドレクスラーは前述のとおりダンクの名手として紹介されることが多いですが、私は、「総合力」のあるバスケ選手だと思っています。。実際、テレビでプレーを見ても、際立った華やかさは無いと感じていました。ただ、彼がコートに出ると、チームの連携が良くなり、彼自身も違和感なくチームに溶けこんでいきます。プレーにセンスとインテリジェンス、そして人柄が出てるなーと思います。

当時といえば、アイザイヤ、ロドマンを筆頭にした「バッドボーイズピストンズ全盛時代。ちょっと悪いんだぜ~、ワイルドだろ~、な選手が人気を集めるなか、ドレクスラーのスマートなプレーが印象的に映ったのかも知れません。ただ、引退間際までチャンピオンリングを手に入れられなかったのも、あまりにスマートすぎるプレーが原因なのかな~とか、勝手に想像しています。

ブレイザーズ時代は二度のファイナル進出も優勝には手が届きませんでしたが、ロケッツに移籍し、大学時代のチームメイトだったオラジュワンとチャンピオンリングを手に入れました。一ファンでしかない私も、当時とても嬉しく思いました。

私も競技としてのバスケ経験を重ねるにつれて、周りを活かしながら自分自身も得点を重ねるプレースタイルが、いかに難しく、彼がどれだけ素晴らしい選手だったのか、少しだけ理解できるようになりました。

ジョーダン二世、マジック二世と呼ばれる選手は何人も出てきました。でも、今も昔も、ドレクスラーのようなプレースタイルを持った選手は、NBAでも見ることはありません。オールラウンドという意味では、グラント・ヒルが近いタイプだったのでしょうか。

想い入れが強くて、いくらでも書いてしまうのでこれくらいにしておきます。

ちなみに私の想い入れの強さの理由の一つは、彼が私のじいちゃんにとても似ているからです。ハゲ上がり方までそっくりです。やっぱり親近感ですかね。


ドレクスラーの息子さんが、岩手ビッグブルズに在籍しているみたいです。是非、試合を観戦したいな~。