真心を君に

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コレクターズのCDを聴いていたら、「チャーリーゴードンの歌」が気になりました。

歌詞は、その昔ベストセラーになった書籍、「アルジャーノンに花束を」に登場する主人公に向けた内容です。
読んだことのない方に物語の概略を説明しますと、アルジャーノンは、物語に出てくる実験用のネズミで、知能が発達する手術を施されます。主人公で知的障害のチャーリーゴードンも、同じ手術が施され、これまでの生活が一変するというお話です。
頭が良くなることが、アルジャーノンとチャーリーゴードンの人生にどんな変化をもたらすことになるのか。読んでない方は、是非一読を。

私は中学生の頃に読んだ記憶がありますが、読むきっかけは、ヒムロックこと、氷室京介氏がソロアルバムでこの本についての歌「ディアアルジャーノン」を歌っていたからです。
調べてみるとこの作品は、今や古典としての位置付けのようで、映画化もされているようですね。

私が本を読んでから10年程が経過し、コレクターズの曲にも同じ本を題材にした歌があることを知り、この物語の影響力を改めて実感しました。

両者の曲も、少し寂しさを感じさせるメロディーと歌詞か特徴的ですが、最終的に人生を悲観しない、前向きな内容になっていると感じます。


音楽と本の繋がり。

他にも気がついた作品たちがあれば何か書きたいと思います。